ソーシャルメディアで共有されるコンテンツには、ひとつの特徴があります。
それは、「共有されるコンテンツの単位が細かい」ということです。
音楽、映像、写真、ブログ記事。
この「サイト」がオススメという言い方ではなく、
「この記事が面白い!」
「この写真が好き!」
「この曲サイコー!!」
という形で共有されていきます。
これは、インターネット、デジタルコンテンツの特徴ですが、
同時にコンテンツのマイクロ化の結果でもあります。
例えば、音楽の場合、以前は曲を買うと言えば、レコードやCDを
買うという意味でしたが、今では、携帯やiTunesで 1曲単位で買えるように
なっています。
私が学生の頃、CDを買う時も必ずしも全曲が欲しい訳ではありませんでしたが、
シングルCDの2曲で600円とか1000円では、かなり割高に感じましたから、
(今から振り返ってもやっぱり高かった!と思いますが)
やっぱりアルバムCDを買うことが多かったですね。
そうやって買ったアルバムの中にも隠れた(?)名曲はありましたから、
予期せず良い曲に出会うチャンスは減っているかもしれないので、
良いか悪いかはまた別の話だとは思いますが、
販売や流通のパッケージングが10曲前後のアルバムCDから1曲単位へと
大きく変わってきました。
このようなマイクロ化の結果、コンテンツとの関わり方の単位も細かくなって
来ているのです。
しかし、印刷物・紙メディアについては、それほど マイクロコンテンツ化が進行している訳ではありません。
もちろん全体として楽しむ作品などは、マイクロ化することは出来ないと思いますが、
可能な媒体もたくさんあります。
たとえば、情報誌やクーポン誌、タウン誌や、観光関連の雑誌やパンフレットなど、
最初から順を追って読まなければ分からない作品以外は基本的に全て可能だと思います。
ソーシャルメディアの中で、共感するポイントは人によって様々です。
ファッションに興味がある人、グルメに興味のある人、名所旧跡に興味のある人など。
それを一括りの冊子のパッケージングでしか使わないのは、もったいない、と私は思います。
それぞれの特集や記事を、1つのコンテンツとしてソーシャルメディアに公開することによって、
もっと多くの人の目に触れる可能性があるのです。
それには、どうしたら良いか。
弊社では、ツイシェアブックというソーシャルメディアと連携する電子ブックでご提案をしています。
これによって、1つの冊子の中から様々な種類と数のコンテンツを作り出すことが可能です。
実際に、コンテンツをソーシャルメディアに投稿する手順については、
こちらの動画をご覧ください。
このような形で、印刷物で配布する目的で作られた雑誌、カタログ、パンフレットを、
ツイシェアブックで公開することで、ソーシャルメディアに対してマイクロコンテンツ化して
行くことが可能になります。
もちろん、興味を持った方はその記事だけを見るのではなく、電子ブック全体を閲覧できますので、
そこから他の記事への興味、媒体誌全体への興味、共感へとつながっていきます。
なるべく多くの接点を作り出すことによって、閲覧者を増やし認知度を高めることにつながります。
それが結果的に広告効果を上げたり、媒体誌の価値を高めることになります。
電子書籍の販売でも、サービスや情報でも まず知ってもらわなければ始まりません。
それには、なるべく接触するポイントを多く作り出すこと。
プロモーションツールとしてデジタルブックを活用していただければと思います。
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