スマホのプッシュ通知から考える

 テクノロジー, 雑感  コメントは受け付けていません。
1月 302014
 

スマートフォンを使っている方であれば、割と当たり前のように受け取っているプッシュ通知。

このプッシュ通知とは、アプリが起動していなくてもサーバーからアプリに対してリアルタイムに何らかの通知を送る機能のことですが、考えてみればPCが中心の時代にはあり得ないことでした。
起動もしていないアプリに対して、セキュリティをかいくぐってデータを送りつけてくるなんて、言葉は悪いですがハッキングに近いような話。
セキュリティ的にも難しいことで、基本的にユーザーは自分でアプリを立ち上げ、自分で情報を取りに行っていたのです。

しかしこれだけ情報が氾濫してくると全部を検索したり見に行ったりは出来ないので、それをサポートして教えてくれる存在が必要になります。

このプッシュ通知機能はiOS、Andoroid OSでは比較的早くから搭載された機能なんですが、実は私はこれこそがスマートフォンという常に肌身離さず持ち歩く端末の一番の強みではないかと思っています。

この機能は、実はネイティブ・アプリでなければ実現できず、スマホサイトではユーザーが来なければ知らせる事が出来ないのです。

となると、この「通知」という場所をいかに取るかが重要、というのが次の記事です。

 

現状、「単にスマホに情報提供したい」だけでもネイティブ・アプリを作りがちですが、その主要な理由の一つがプッシュ通知。

iOSもAndroidも、端末にプッシュ通知したければネイティブ・アプリを作らなければならない。

引用元: 「通知センター」というドル箱をめぐる争いになるか?〜ネイティブ・アプリ以外でもプッシュ通知を可能にするBoxcarやPushoverのような通知プラットフォームのとりうる戦略目標とその課題 – zerobase書き散らす.

 

最近話題のウェアラブル・コンピュータでは更に進化して、センサーで体や周囲の状況を検知、ネット上の情報と照らし合わせてユーザーに「通知」する、みたいな事が当たり前になって来るでしょうね。

どんな時に、どんな通知があれば便利なのか。「プッシュ通知」を起点にユーザーサービスを組み立てていくことと面白くて便利なサービスを思い付くかもしれません。

1月 052014
 

gigazineの記事から

『印刷した紙をiPhone用のキーボードにできるアプリ「Paper Keyboard」を実際に使ってみました。』
http://gigazine.net/news/20131229-paper-keyboard/ 

paperkeyboard

iPhoneの弱点は長文の入力に困ること。

なので、私もBluetoothの外付けキーボードを持っていますが、折りたたみタイプとは言えiPhone本体よりも大きいので、どうしても持ち歩く機会が少なくなってしまいます。

で、必要な時に持ってない!という事態に。

そんな時でも、これなら役に立つかも。。。ぜひ、日本語が使えるようになってほしいところです。

iPhoneのカメラを使って他のデバイスの代わりをさせるというこの発想で、他にも考えられるかもしれませんね。

動画はこんな感じ。

Paper Keyboardで文字入力するとこんな感じ

2014年あけましておめでとうございます。

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1月 012014
 
初日の出

2014first_sun_rise

あけましておめでとうございます。
レヴァンテ星川です。

今年は改めてブログを再開したいと思います。
よろしくお願いします。

2014年のテーマは、
「スマートフォン ファースト」。

スマートフォンの進化は速く生活の中にどんどん入ってきています。
ここにどんなサービス、コンテンツを提供して行けるか。
私たちなりに考えて行きたいと思っています。

そして、
個人的に2つ目は、
「やり尽くす」ということです。
昨年はやりたくても出来ていなかった事、トライも出来ずに終わってしまった事がいくつかありました。
我々のように小さな会社がそれをやっていては、伸びていくことは出来ません。
今年の年末には全て「やり尽くした」と言えるように頑張ります。

みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

6月13日、ヤフーがツイッターの投稿を検索できる「リアルタイム検索」を強化したという発表がありました。

「リアルタイム検索」自体はちょうど1年前の2011年6月14日にリリースされています。それ以前はGoogleの「リアルタイム検索」を使っていた方もいたと思いますが、GoogleとTwitterとの契約終了によりこの機能がなくなってしまいました。変わってTwitterと契約したヤフーが始めたのがヤフーの「リアルタイム検索」です。

そう言うと、「今でもGoogleでツイッターの投稿が検索出来るじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「リアルタイム検索」はデータの新鮮さと量が圧倒的に違います。

少し細かくなりますが、検索エンジンにどのように表示されるかを説明します。
検索エンジンは、「クローラー」と呼ばれるロボットを定期的にネット上に巡回させて、サイトの情報を収集します。簡単に言えば、検索エンジンのデータベースにWEBサイトをコピーして蓄積していきます。そして蓄積したデータから独自の判断基準に基づいて表示順位を決定しているのです。

「クローラー」に見つからなければ、当然検索結果には表示されませんし、判断基準に合わなければ上位に出てくることはありません。
また「クローラー」というロボットが理解しやすいサイト構造と、しにくい構造があり、発見されたからといって必ず登録されるという訳でもないのです。
ですからWEBサイトの構造と内容・運用によって、サイト公開・更新してから検索結果に表示されるまでの期間は、早くて1日から数日、通常1週間から2週間、悪ければ表示されない、という事になります。

これをなるべく早く上位に表示させるようにサイト構造や内容、運用を工夫するのがSEO(検索エンジン最適化)です。
このやり方で正しいSEOとずるいSEOがありますが、ずるいSEOをやっていると全く表示されなくなる可能性もあるので、気をつけて下さいね。

で、Googleなどで過去のツイッターの投稿が表示されるのは上のようなプロセスの結果ですが、「リアルタイム検索」はTwitter社から直接データ提供を受けていますから、正に「今」の情報をオリジナルデータから検索出来るという点で全く違うものなのです。

このリアルタイム検索で、今回強化されたのは 次の2点です。

  1. データの保持期間を従来の7日間から30日間に延長した。
  2. 検索したキーワードに関するツイートの数を時系列でグラフ表示。

私はこの1.の30日への延長が、実はかなり大きい可能性を持っているのではないかと思っています。
ツイッターは情報を得るには非常に良いツールですが、難点はツイッター自体の日本語検索が弱くたまたま目にした情報でなければ伝わらないという面がありました。
これは情報を発信する側から見れば、うまく拾われてRT(リツイート)されれば広く拡散されて大きな効果を発揮するんですが、拾われなければ無駄な発信になってしまいます。
この投稿ノウハウが必要なこともありツイッターは今ひとつ情報発信ツールとして十分に活用されてこなかった面もあると思いますが、リアルタイム性に加えて30日というアーカイブ性が加わるのであれば情報発信の手段として見直しても良いのではないでしょうか。

当然この「リアルタイム検索」が使われるということが前提にはなりますが、ぜひ一度使って見てください。

http://search.yahoo.co.jp/realtime

私は非常に便利で面白いと思います。ニュースなどで気になった言葉を検索した時に、やっぱり「今」どんな意見が交わされているか知りたいですよね?
また話題の商品やサービスなんかも中々ドンピシャ(古!)のページが出てこなくてイライラする事もあるかと思います。これだけ情報の流れが速くなっている時代に実は検索のシステムはついていけていません。検索で出てくるのは「今」ではなく少し古い何日か前の情報なんです。

これを先のSEOの観点から見ても、今までのSEO対策だけでは不十分なことが分かります。
「WEBサイトの情報はしっかり更新したから大丈夫!」と思っても、リアルタイム検索では表示されません。それが検索サイト上で表示されるのは何日か、または何週間後なのです!
それでもユーザーにとって、有益な情報でいられるでしょうか?もしかしたらツイッターで見た他社の最新商品を購入してしまった後かもしれません。
だからこそ既存の検索行動へはしっかりと対策した上で、ソーシャルメディアに対しての情報発信とSEOについても検討しておく必要があるのです。

ご存知の通り、ソーシャルメディアの普及に伴って情報の取り方、拡散の仕方が大きく変わってきています。一部でニュースになるような面もありますが、ソーシャルメディアが生活に深く関わりコミュニケーションツールの一つとして今後も使われていく事も間違いありません。スマートフォンの普及もこの流れに拍車をかけていきます。この新しいメディアに対してどのように自社サービス、商品を発信して行くか、これを機会に考えてみてはいかがでしょうか。

Yahoo!検索スタッフブログ
http://searchblog.yahoo.co.jp/2012/06/realtime_search_graph.html

ツイート検索が便利になるYahoo!リアルタイム検索2つの新機能(NAVERまとめ)
http://matome.naver.jp/odai/2133957494114838901

中国四川省の経済協力セミナーに参加してみた

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5月 312012
 

こんにちは。レヴァンテ星川です。

2012年5月29日(月)、ホテルオークラ東京で行われた中国四川省の経済協力セミナーを紹介していただいて参加して来ました。

四川と聞くと、恥ずかしながら四川料理くらいのイメージしかなくて(痺れるような辛さの麻辣!)、一度は行ってみたい世界遺産の九寨溝とか、実はパンダの生息地であることも今回初めて知りました。まあ、九寨溝やパンダ自体は知っていても、四川省自体に特に興味がなかった、というのが正直なところです。

で、今回のセミナーの主旨ですが、四川省の経済・文化、投資環境を紹介して日本の企業の誘致や投資を呼び込もうというもので、いかに四川が今後経済発展の可能性があり投資先として素晴らしいかという説明会と、その協力プロジェクトの調印式が行われました。

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まず、会場に入って驚いたのは、四川省側のメンバーと人数!

四川省政府の副省長はじめ政府代表団と、各市や県の代表や民間企業を合わせて名簿にあるだけでも150人。他の関係者も入れるともっと多いと思いますが、一つの省の説明会として想像していた規模を遥かに超えていました。それもそのはず、もらったパンフレットには、このセミナーだけでなく、東京、大阪、広島の各地でいろんなイベントが企画されていて、気合いの入り具合がしっかりと伝わってきます。

このパンフレットに、ちょっと気になった写真が一点。
写真の転載はしませんが、パンフレットにこんな感じの写真が!「四川茶芸 画像

あっ! これ5月27日のイッテQで手越君が挑戦していたヤツだ!
見てない方はすみません、現地まで行って18式の茶芸を習得するという企画です。
その時は、ただ器用だな~と見ていただけでしたが、なるほど、こんなトコまでつながってたのか~、、、まあ、たまたまかもしれませんが、タイミングもあって妙に納得してしまったのでした。

説明会の内容についても資料を見る限りでは確かになかなか魅力的です。
特に首都である成都から上海や香港など沿岸部の各都市とつながった鉄道コンテナ専門線路があるとか、ヨーロッパ行きの貨物列車路線があるなど全方面でしっかりPRされているのは感心しました。やっぱり繋がっているのは強みですよね。このようなイベントはおそらく日本だけでなく各国主要都市では開催されているでしょうから大変な労力です。

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弊社もご多分に漏れず中国・アジアには注目しているのでこのように勉強させていただいているのですが、為になったお話とは別にいろいろと思うことがありました。

1.日本はこんな風にちゃんとPR出来てるんだろうか?

今後の日本が非常に厳しい状況にあって、海外への進出、移転、販売が盛んに言われています。
よく話題に出る工場の海外移転に加えて、これからは以下のブログに書かれているような本社機能の海外移転という事態も確実に進行して行くでしょう。実際に総務・経理系は海外へアウトソーシングしているという話は珍しくないですし、クラウドによるWEBサービスになれば基本的にはどこで業務しようが関係ありません。

「日本から本社が消える日」
http://agora-web.jp/archives/1460221.html

確かに日本は、資源もなく国土も狭く、少子高齢化、年金問題、加えて地震や放射能の不安など、、、不利な条件、解決しなければならない課題がいっぱいあります。特に今まで日本を引っ張って来てくれた自動車産業や家電に今後期待することは難しい。だからこういう業界では合理的に考えれば海外を拠点にした方が良いという判断も当然あると思いますが、でもそれが出来ない企業も、したくない企業も当然いっぱいありますよね。個人レベルでも。

だったら、「オラが村」のレベルではなくて、「世界の中の日本」としてどうやって生き残っていくか、もっと必死で考えないと、と思います。そういう視点で今回のようなPRを見た時に、日本はどこまで必死でちゃんとアピール出来てるのかな?と。アピールという意味では政府・自治体の役割かもしれないけど、グローバルで見た時の自分たちの価値ってなんだろう?っていうのは個々の話。

京都、富士山、秋葉原以外にも、日本には魅力もいっぱいあると思うんですよね。抽象的だけど人の温かさとかというのも含めて。そういうものをうまく伝えたり産業として育てていくことによって、日本を出ていかないという選択肢、また日本に企業、産業を誘致するような選択肢は出来ないのかな?とぼんやり思ったりします。まあ、相当理想論というか妄想に近い話かもしれませんが。

2.魅力を創る、育てる、伝える、来てもらう努力。
出来てるかな?

そういういろんな魅力を、創る努力、育てる努力、伝える努力、海外からの投資や企業誘致をする努力。
たぶん今までの古い価値観では見えない、新しい魅力があるはずなんです。
また、それを創っていかなくてはいけない。
もっと出来ることはないんだろうか。
その日本的価値を伝えることによって、何か光が見えてこないだろうか。

ふるまいよしこさんの記事を読みながら、そんな事も考えたのでした。
とても共感しました。ぜひご一読をオススメします。

「文化交流の本質とは何なのか」
http://www.newsweekjapan.jp/column/furumai/2012/05/post-506.php

その中で、僕たちが出来ることは何だろう。
いろいろアイデアはあります。考えてトライして行きたいと思っています。

↓資料と一緒にもらったパンダのピンバッジです(^_^)
「大熊猫胸針」

5月 172012
 

レヴァンテの星川です。

虚構新聞の5/14の記事を巡ってネットユーザー周辺でざわざわいってるので、
ちょっと乗っかって書いてみます。

話題になっているのは、以下の記事

「橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化」
http://kyoko-np.net/2012051401.html

これを見て、だまされたと騒ぐ人、
こんなのに騙されるのはバカだ、と批判する人、
その批判に反論したり、意見したりする人が出てきて、
ちょっとした祭りになっている。

中には騙すつもりであれば、それほどネットに詳しくない人にもこの記事は嘘であると、
誰でもはっきり分かるようにタイトルに「嘘」と明記しろ、という意見もある。

どちらの意見にも、冷静な人もいてなるほどと思う意見もあるのだが、
総じて、情報リテラシーについての見方で、いわゆる情弱と言われるような、
情報を扱うのに苦手な人に対する情報発信側のあり方や、逆に今の時代の情報の受け取り方みたいな
話になっているように感じる。もちろん隈無く見て回った訳でもないですけども。

ただね、個人的には、僕はこう思うんですよ。

「騙されたって言ってる人は、ホントに記事読んだのかな?」って。

正直に言えば、僕自身も上から2ブロックくらい読んだところまでは、
「また橋下さん、無茶なこと始めるなー、まあ話題目的で言ってるだけかなー」と思いました。
その時点では、まださもありなん、と思っていた訳です。

でも、

 条例案では、週に1時間程度「ツイッター学習の時間」を設け、ツイートの方法や、フォロー、リツイート、ブロックなど基本的な使い方を指導するとともに、毎日最低1回のツイートを義務付ける。また橋下氏のアカウント(@t_ishin)を必ずフォローすることも定めている。

このあたりから、おかしいな、と。

大阪だけ週に1時間「ツイッター学習の時間」なんて出来るか?
毎日最低1回のツイートを義務つけるって、そんなコト出来たら勉強さすのも苦労せんでしょ。
大体、パソコンか携帯ないとツイッター出来ないのに、義務づけてそれどうすんのよ?

いや、実際には「ん?!」くらいで、後はニヤニヤしながら読んだんですけども。
まあ、こんなのあり得ないでしょ。

今回のツイッター義務化について、識者からは「ツイッターを橋下市政のプロパガンダの道具に利用しようとしている」との批判の声も挙がっている。これに対し橋下氏は「あきれるほどの机上の空論。識者とかいう連中は政治の現場を分かっていない。よって批判する権利などない。はい論破」と、学者相手に用いるいつものレトリックで反論した。

この部分も、なんの論破にもなってないし。
「いつものレトリック」ってのも笑えます。

一通り読めば、「え、なんかおかしくない?」って感じる。

これは、情報リテラシーの問題ではありません。
ネットに詳しいとか詳しくないとかでもない。
そして、たぶん読解力の問題でもない。

だから、拡散しちゃった人とか釣られて怒ってる人は中身読んでないんじゃないかと。たぶん。

ちゃんと読めば、タイトルに「嘘」と入ってなくても、虚構新聞の存在を知らなくても、
おかしいなって分かるレベルのふざけ方だと僕は思うんですよ。
この程度で引っかかるなら、新聞でもテレビでも簡単に騙されるし、
詐欺なんかだったら、もうイチコロではないかと思います。

だからおそらく、中身は読まずにタイトルだけでリツイートして拡散させちゃってる。

そういうやり方が、無意識にでもデマを拡散させる危険性があることを考えれば、
「こんなのに釣られて情弱だ、バカだ」っていうよりは、
「中身も見ずに拡散しちゃうのは無責任だ」って言う批判の方が正しい。と僕は思う。

大手メディアだって、政府だって平気で嘘もつけば、ごまかしも情報隠蔽もやる。
そんなコトは2011年 3月11日以降、嫌ってほど僕たちは味わってきたじゃないですか。

大手新聞が報道→企業広報が否定→結局、うやむや。。。みたいなパターンを、
ホントにリークですっぱ抜かれたんですかって聞いてみたい。

嘘だったら嘘って言え、大手新聞だったら嘘じゃないっていう感覚はもうホントに捨てないと。

これから、ますますコンテンツはマイクロ化して拡散される流れになってくる。
(以前のエントリー)

拡散される為には、キャッチコピーが大事になってきます。
そうすると、必然的に今回のようなコトが多くなってくるでしょう。
それを避けるには、ちゃんと内容を確認して、怪しければ上流のソースにあたるって作業が必要になる。
これから、日本はいろいろ大変な事が増えてくるでしょうが、
誰が嘘言ってるのか、どんな背景でこのニュースになってるのか、気にしなきゃ!
でないと、ちゃんとした政治家も選べませんよ?!

だから、今回の虚構新聞は、ツイッターを含めたそういうメディアの危うさみたいなモンを教えてくれてるような気がする。身をもってね(笑)。
そのためには実名で実際の写真を入れて限りなくリアルに近づける必要があると思います。

しかも、ツイッター義務化というネタで大手メディアの適当さをいじりながら、
記事自身がリツイートで話題になるという狙ってやってたらものすごく華麗なネタになってるような気がするんですが、どうでしょうか?

社主さんもこの流れはまんざらでもないんじゃなかな〜。

ということで、虚構新聞さん益々がんばってください!!

 

ソーシャルメディアで共有されるコンテンツには、ひとつの特徴があります。

それは、「共有されるコンテンツの単位が細かい」ということです。

音楽、映像、写真、ブログ記事。

この「サイト」がオススメという言い方ではなく、

「この記事が面白い!」
「この写真が好き!」
「この曲サイコー!!」

という形で共有されていきます。

これは、インターネット、デジタルコンテンツの特徴ですが、
同時にコンテンツのマイクロ化の結果でもあります。

例えば、音楽の場合、以前は曲を買うと言えば、レコードやCDを
買うという意味でしたが、今では、携帯やiTunesで 1曲単位で買えるように
なっています。

私が学生の頃、CDを買う時も必ずしも全曲が欲しい訳ではありませんでしたが、
シングルCDの2曲で600円とか1000円では、かなり割高に感じましたから、
(今から振り返ってもやっぱり高かった!と思いますが)
やっぱりアルバムCDを買うことが多かったですね。

そうやって買ったアルバムの中にも隠れた(?)名曲はありましたから、
予期せず良い曲に出会うチャンスは減っているかもしれないので、
良いか悪いかはまた別の話だとは思いますが、
販売や流通のパッケージングが10曲前後のアルバムCDから1曲単位へと
大きく変わってきました。

このようなマイクロ化の結果、コンテンツとの関わり方の単位も細かくなって
来ているのです。

しかし、印刷物・紙メディアについては、それほど マイクロコンテンツ化が進行している訳ではありません。

もちろん全体として楽しむ作品などは、マイクロ化することは出来ないと思いますが、
可能な媒体もたくさんあります。

たとえば、情報誌やクーポン誌、タウン誌や、観光関連の雑誌やパンフレットなど、
最初から順を追って読まなければ分からない作品以外は基本的に全て可能だと思います。

ソーシャルメディアの中で、共感するポイントは人によって様々です。

ファッションに興味がある人、グルメに興味のある人、名所旧跡に興味のある人など。

それを一括りの冊子のパッケージングでしか使わないのは、もったいない、と私は思います。

それぞれの特集や記事を、1つのコンテンツとしてソーシャルメディアに公開することによって、
もっと多くの人の目に触れる可能性があるのです。

それには、どうしたら良いか。

弊社では、ツイシェアブックというソーシャルメディアと連携する電子ブックでご提案をしています。
これによって、1つの冊子の中から様々な種類と数のコンテンツを作り出すことが可能です。

実際に、コンテンツをソーシャルメディアに投稿する手順については、
こちらの動画をご覧ください。

 

このような形で、印刷物で配布する目的で作られた雑誌、カタログ、パンフレットを、
ツイシェアブックで公開することで、ソーシャルメディアに対してマイクロコンテンツ化して
行くことが可能になります。

もちろん、興味を持った方はその記事だけを見るのではなく、電子ブック全体を閲覧できますので、
そこから他の記事への興味、媒体誌全体への興味、共感へとつながっていきます。

なるべく多くの接点を作り出すことによって、閲覧者を増やし認知度を高めることにつながります。
それが結果的に広告効果を上げたり、媒体誌の価値を高めることになります。

電子書籍の販売でも、サービスや情報でも まず知ってもらわなければ始まりません。
それには、なるべく接触するポイントを多く作り出すこと。
プロモーションツールとしてデジタルブックを活用していただければと思います。

 

こんにちは。星川です。

前回に続いて、今日はプロモーションツールとしてのデジタルブックについて書いてみます。

最近では、いろいろなサイトでデジタルブック、webカタログを目にすることも多くなってきました。
ただし、ほとんどの場合、サイトのコンテンツの内の一つなので、こうなっていると思います。

サイト訪問者数≧デジタルブック閲覧数

コンテンツの再利用や、郵送費の削減というメリットはありますが、
これではまだ積極的な活用とは言えません。
せっかく時間も手間もかけて作ったのですから、もっと働いてもらわないと(笑)

そこで、弊社ではSNSと連携するツイシェアブックを使って、ソーシャルメディアへの情報発信をご提案しています。
下に大まかな流れを図にしてみました。

 

①投稿 :エンゲージメントのきっかけとなるコンテンツを投稿します。
ツイシェアブックでは、ブック内の好きなところを選択してカンタンにFacebook、Twitterへ 投稿できます。

POINT!⇒ソーシャルメディアでは、興味の対象や共感のポイントはさまざま!

例えば同じ雑誌の記事でも、ファッションに興味がある人、食に興味がある人など色々のはず。
特集や記事ごとに投稿することによって、より多くの共感ポイントを創り出せます。 

 

②共有・拡散 : 友人やフォロワーなどの共有により、拡散していきます。
もちろん共有したくなるコンテンツであることは重要です。

POINT!⇒投稿するSNSや、投稿のタイミングによって内容を変えるのがベスト! 

同じ人でも例えば週の初めは仕事に関した話題、週末は趣味やレジャーの話題、
投稿のタイミングによって、共有した話題は変わってきます。
また、ツイッターでは少しゆるく短めに、などメディアによっても表現の特性があります。

 

③興味をもった投稿のリンクから、デジタルブックへアクセスします。
興味を持った内容についての記事にダイレクトに連れて来ることが出来ます。

POINT!⇒ソーシャルメディアの共有はピンポイント!

 

④デジタルブックへの訪問者を公式WEBサイト、またはFacebookページへ誘導

POINT!⇒ソーシャルメディアはコミュニケーションの入り口。

マネタイズか、コミュニケーションの継続かによって、キャンペーンなどの施策と組み合わせて、最終目的地へ訪問者を案内する。

 

【参考動画】投稿の手順はこちらをご覧ください。

 

いかがでしょうか。

単純にデジタル化してWEBサイトに設置するだけでなく、
ソーシャルメディアの情報の流れの中に、発信してゆくというご提案をお伝えできたでしょうか。

次回以降、個別の利用法についてご説明していきたいと思います。

 

例えばこんな使い方など、解説して行きます!

その他 活用例1 ブログでの活用例
http://www.levante-i.co.jp/blog/2012/04/25/twishare_for_blog/

その他 活用例2 Facebookコンテンツとして利用
https://www.facebook.com/LevanteInternational.jp/app_109770245765922

お問い合わせ・資料請求はこちらから
http://www.levante-i.co.jp/contact.html 

 
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こんにちは。レヴァンテの星川です。

初代iPadの発売以降、電子書籍関連の分野は様々なトライがされてきましたが、
ご存じの通り、「勝ち組」と言える事例は未だ出てきていないのが現状です。

4月に入ってアマゾンCEOのジェフ・ベゾスが年内に日本参入を発表する、と
明言しましたが、これも劇的に状況を変えるものではないでしょう。

個人的には電子書籍がビジネスとして成立するには、まだ何年もかかるし、
更に何らかの技術的ブレイクスルーが必要だと考えています。

まあ、電子書籍に関する細かいお話はまた別の機会に譲るとして、
どうなるか分からない黒船に振り回されるよりは、 私はこう思います。

「当面はもっと紙媒体を売る、伝えるための努力をするべき」

自分たちで本の販売をしている訳ではないので、素人が何も知らない癖に!とお怒りの向きも
あるかもしれませんが、まあ、我慢して聞いてください。

ここで言う紙媒体とは、実際の書籍が分かり易いので本の販売について書きますが、
カタログや商品パンフレット、企業・学校案内、 観光案内など無料の印刷物も
「もっと知られよう」という基本的な方法論は同じです。

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低成長の時代になり、売上を上げることが難しくなっているのは何も本に
限ったことではありません。

そんな状況でも成長を続けている通販で売上をあげているサイトでは、
少しでも買ってもらう為に様々な努力をしています。

例えば、着てみないとサイズが合うかどうか分からないアパレルでは 、
細かい採寸をしたり、生地の質感が分かる写真を用意してなるべく商品の魅力を伝えようとしています。

また、通販では売りにくい靴などは、採寸に加えて返品無料というサービスも登場しています。
http://www.locondo.jp/shop/app/info/content_page/init/about/

メガネなども通販で買いにくい商品でしたが、「レンズ交換券」でリアル店舗との連携をうまく
使っている ようです。
http://info.jins-jp.com/guide/01/page04_2.html

上記の例に比べると、本の売り方はいかにも旧態依然としています。
このネットの時代に知られる努力をしていないのではないでしょうか?

1)自分の欲しい本が、近くの本屋にあるかどうかわからない。(分かれば買いに行くのに。。。)
2)ネットでも早くくるので1〜2日待つのは構わないけど、ぱらぱらと中を見ることが出来ない。
タイトルが面白そうで買ったけど、実際には想像と違っていた。。。

そういう事が解消出来るだけでも、もっと売れると思いますがどうでしょう?

出版、印刷業界は、まずリアル書店でもネット書店でも、デジタル化やIT化は、
もっと紙の本を買いやすくする為に進めるべき、と私は思っています。

まあ、1)についてはいろいろ事情もあるので、現実にはなかなか難しいとは思いますが、
でも、「経済産業省「コンテンツ緊急電子化事業」」(略称:緊デジ)なんかに何十億も使うくらいだったら、
出版物の流通販売統一データベース構築に使った方が消費者の利便性にもなると思うんですけどね!

出版デジタル機構もこれだけ(リンク先)の出版社が賛同しているんだったら、もっといろいろ出来るのに!
と思ってしまいますが、それも大人の事情でしょうか。

2)は「ちら見せ」という形でデジタルブックの利用が最近では増えてきていますが、
まだまだ数が少ないと感じています。

また単純にデジタル化するだけではなく、ソーシャルメディアと連携することで、
集客に何倍、何十倍もの効果が出る可能性があります。

私たちが「ツイシェアブック」でご提案しているのは、本当に売りたいものを知って
もらう為の、プロモーションツールとしてのデジタルブックの活用法です。

ソーシャルメディア、現時点ではFacebook、Twitterと連携することによって、
集客、広報に既存の使い方とは違う、様々な活用の可能性が広がってきます。

次回以降、プロモーションツールとしてのデジタルブックについて
具体的な使い方を詳しくご紹介して行きたいと思います。

※記事の更新、その他最新情報をメールでお知らせします!
ご登録はこちらから ⇒ http://www.levante-i.co.jp/melmaga.html 

【参考動画】デジタルブックからFacebookへの投稿手順

今日はpage2012へ

 雑感  コメントは受け付けていません。
2月 112012
 

page2012

 

今日は池袋で行われているpage2012を見てきました。

公式サイト(http://www.jagat.or.jp/PAGE/2012/)の説明によれば、以下が概要です。

page展は、1988年に印刷、メディア業界のコンベンションとして開催以来、毎年2月に開催、今回で25回目を迎えます。

前回のPAGE2011では「情報デザイン新時代」という全体テーマを掲げ、DTP関連、デジタル印刷、クロスメディア、電子書籍に重点を置いたコンファレンス・セミナー・展示会を開催しました。今回のpage2012では、デジタル印刷、電子書籍に加え、付加価値印刷、ソーシャル・コミュニケーションなどのコーナーも充実させる予定です。

page2012では、「PAGE からpage へ ―― ePower で新領域へ」という全体テーマを掲げ、「page2012に来れば、必ず何かしら得るものがある」ことを目指して、様々なコンセプト展示・カンファレンス・セミナーを企画していきます。

 

私自身は元々映像の業界の方が長かったので、このイベントについては全然知らず、
つい4年ほど前に初めて知ったほどでした。

今日は最終日にもかかわらず、例年よりは若干人出は少ない印象。

門外漢なのであまりえらそうな事は言えませんが、
昨年、一昨年 と見てきても、展示自体の新しさが全然感じられず、
大した収穫もなかった、というのが正直な感想です。

印刷業界全体がシュリンクしていくなかで、どうやって次のビジネスモデルを
産み出して行くのか、もう待ったなしのところまで来ていますが、
電子書籍関連の混迷している状況ともどこかで繋がっているように感じました。

そんな中でも、1人気を吐いていたのが、弊社も常々お世話になっているVPJさん。

 

一際目立つ大きなブースで、黒山の人だかりです。

実際、VPJさんで提供されている、ソースをクラウド環境で共同作業で編集し、
複数デバイス、複数メディアにアウトプットするECMシステムは非常に強力で、
出版・編集関係の方であれば絶対に見ておいた方が良いと思います。

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
http://www.vpj.co.jp/
 

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※弊社までご連絡いただいてもご紹介させていただきますので、
お気軽にご連絡ください。

弊社問い合わせ先
03-6273-7102
http://www.levante-i.co.jp/contact.html

 

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